無事に帰国。

今回はホントに無事という言葉がぴったし。
宿泊はパタヤのリゾートホテル。目の前にはビーチが広がるが、海で泳いでいる人はあまりいない。この地は観光地というより歓楽街という言葉が似合い、観光客は夜を楽しみに来ているようなところだ。とにかく夜は凄い。「International Meeting Street」なる所があり、昼間は「何を会議する所かな?」と思っていたら、どうやらMeetingの意味が違っていて、夜になると非常に明快なコンセプトの街となった。夜の話しはさておき、仕事場はホテルから東に50km離れた場所。もちろん車で移動するのだが、交通マナーが悪く事故も多いため日本人スタッフは現地での車の運転は禁じられている。そのため現地人をお抱え運転手として雇っているのだが、今回は私も専属のドライバーをつけてもらった。車も新車に近く、車内は快適だが、いかんせん運転が粗い。どうやら早く目的地に着くことがサービスだと思っているのだろうが、とにかく飛ばす。制限速度も関係無しで、一般道でも100km/hを越えて走る。郊外になると120km/hくらいまで行くだろうか(ちなみに最高速度は134km/hだった)。速いだけならまだしも、見通しの悪いところでもバンバン追い越しをかけるし、渋滞すれば路肩を走るわ、右折の時はかぶせるは・・・・。 車内の後部座席ではシートベルトは勿論のこと、吊り手につかまり、足は踏ん張る状態。初日は「明日は遺書を書いて乗ろう」と真剣に思ったほど。
 大きな交差点でも信号も少なく標識も滅多にみない。道路交通法ってあるのだろうか・・・都会にいけばちがうのだろうけと、不思議な世界だった。